水彩メリーゴーランド歌词
作词 : けーだっしゅ
作曲 : けーだっしゅ
水彩メリーゴーランド
瓦礫の海を渡る お伽話
落ちた 星屑の傍で光る
カラカラ鳴く ラムネのビー玉
あの世 この世も 常世の概念
繊細に編まれた ホログラフィー
その異常な空虚を 白く塗りつぶした
ただ 隣で 星を眺めていた
笑う 窓辺の 揺りかご
陽だまり 浮かぶ 箱庭の太陽
鎖に繋がれた わずかな体温
終わった小説の続きを探して
夜に 星を数えた
心を映した 指先の痛みは
時計の針に宿る 穏やかな記憶
このまま 僕を迎えにきて
五線を引いた 天照す色彩
一瞬で視界を奪い去って
心ごとどこかへ連れ去った
願いは蛍によく似ていた
儚いほど可憐な魔法
この抜け殻のような 夜を灯していた
手を繋いで 零れた 想い出
一つ 二つ 溢れた回想
回る 迷路に 迷わないように
抱きしめた
日向に 浮かんだ 悪戯な風景
誰より太陽に近づいていく
眠った街の 片隅で泣く君を 探しに行くよ
降りそそぐ流星 絶世のスパンコール
あきれるくらい眩しい笑顔のままで
陽だまり 浴びて 君は眠った