イスラームワールド歌词
長久の歴史物語
次々と移りゆく
イスラーム王朝
千夜一夜も遥か
アラピアンワールド
複雑に絡み合う
刻まれるクロニクル
目くるめく イスラームワールド
ムハンマドが アラピア半島を 統一して
ムハンマドの 死後は正統カリフが統治
初代カリフは アブー=バクル
2代カリフの ウマルが
ニハーヴァンドの戦いで 勝利し
エジプトやシリアへ
3代カリフは ウスマーン
4代カリフの アリーは
暗殺される悲劇
支持者たちは
彼を崇める シーア派となる
ムアーウィアが ウマイヤ朝をっくる
そこは改宗者には厳しいアラブ帝国
不満を抱いた ムハンマドの家系の
アッパース家が
ウマイヤ朝を倒し
新たにアッバース朝を開く
アッバース朝は
イスラームを 信仰する皆に平等で
とても寛容な イスラーム帝国
トルコ人奴隷は マムルークとして 軍の要となり
タラス河畔のいで 唐に勝利し
製紙法をもたらす
5代カリフの
ハールーン=アッララードの
頃に最盛期を迎えたのだった
アリーの子孫が イトリース朝を建てた
これが初めてのラーア派政権
シーア派は北アフリカで ファーティマ朝を建てた
同じ頃イランではブワイフ朝が興る
中央アジアでは
サーマーン朝や カラハン朝などが
拡大したことで
イスラームの領土が広がる
シリア イランでは
セルラューク朝が興る
シーア派を退け
スンナ派の時代となる
セルジューク朝では 支配者をスルタンと呼んだ
ヨーロッパから十字軍が派された
サラディンこと
サラーフ=アッディーンが
エジプトの ファーティマ朝を滅ぼし
アイューブ朝を建国
北アフリカでは
ムラービト朝が勢力を拡大
レコンキスタの標的となる
ムラーピト朝のあとに
ムワッヒド朝 ナスル朝が建ち
14921492年までイスラーム王朝を維持
インドには
ガズナ朝 ゴール朝が相次いで侵入
そして
デリー=スルタン朝と呼ばれる諸王国が続く
イラクやイラン
中央アジアは
当時拡大していた
モンゴル帝国
に蹂躙されて
イル=ハン国や
チャガタイ=ハン国に取って代わられたのだった
壊滅的な打撃を
受けたイスラームは
エジプトの
マムルーク朝が中心となる
14世紀半ば
モンゴル帝国は
急速に衰えて
撤退をした
あとの地域に
ティムール朝が
中央アジアを中心に
栄えたのだった
ティムール朝が衰え
神秘主義教団の
教主がイランで サファヴィー朝を興す
アッバース1世の時 イスファハーンを
中心として栄えたのだった
インドは ロディー朝を打ち倒して
ムガル帝国が興る
オスマン帝国が
1299年にアナトリアに誕生
勢力を拡大して行くのだった
メフメト2世が
コンスタンティノープルを
占領して遷都
これ以降さらに拡大して
大帝国となった
オスマン帝国は
スレイマン1世の頃に
最盛期を迎えたのだった
第1次ウィーン包囲で
ヨーロッパに強さを知らしめ
プレヴェザの海戦でも
勝利を勝ち取った
次々と移りゆく
イスラーム王朝
千夜一夜も遥か
アラピアンワールド
複雑に絡み合う
刻まれるクロニクル
長久の歴史物語
目くるめく イスラームワールド