月陽炎歌词
生まれ来る事が罪ならば
愛し合う想いも罪でしょうか
繋がれた 古の赤い鎖
断ち切れないままで
終わりのない夢を見る様に
心はいつも時代を彷徨う
舞降る紅葉は 刻む傷を癒すのに
明日へと進む度に鎖が 軋むの
夢みる事さえも罪でしょうか
断ち切れないままの 月夜
歩みを一つ進める度に
求めた愛はいつもかげろう
恋する事さえ 禁じた戒めの枷
あなたの奏でる銀の調べ 遠くて
求め合い 触れ合った絆さえも
夕日にゆらめいた 陽炎
生まれくる事が罪なれど
恋する想いを縛れやしない
もう迷わないから
まだ見えぬ思い出の欠片
集まれば戒めが砕けてゆく
夕闇にうつろうは月陽炎
銀の羽根広げた 空へ