イダルゴ歌词
僕の魂の奥底で
眠っていた馬がいななく
彼(か)の人の墓守に
鎧(あぶみ) 蹄鉄(ていてつ) 鞍(くら) 手綱(たづな)
全て外され
眠っていた馬のいななきを僕は聞く
聞くだけか
聞くだけしかできないのか僕は
高潔の魂のその騎士を
乗せて 疾風 守り 仕えた
かつてコンスエグラの風車に
挑んだ馬は 今 目覚めて
何故だ 僕を呼ぶのは
僕は持たない 剣も槍も
お前に手綱を付けて良いのか
騎士ならぬ僕が
僕が持つのは 踏み鳴らす
サパテアード
跳躍のかかと 大地の声歌わせる
サパテアード
だが今は目指す時
コンスエグラの風車を
僕の魂の底の底から
馬よ お前の蹄の音は刻々と
だがまだ遠い まだ浅い
お前に手綱付けるには 彼(か)の人の騎士道を
武器も持たずに僕は追えるか
踊るだけ そして歌だけだ
この僕の武器は
峻厳の魂のその騎士を
乗せて 烈風 守り 仕えた
かつてコンスエグラの風車に
挑んだ馬よ 今届く
彼(か)の人の背中を目指せと お前のいななき
僕は持たない 剣も槍も
まだ遠き馬よ 僕を導け
覚悟決めたから
大地を蹴り 空をも舞う
サパテアード
もっと 強く 高く
輝ける サパテアード
そう今は目指す時
コンスエグラの風車を
僕のサパテアード あの蹄の音に続け
僕のサパテアード
重なれ 響け 走り来る轟に
コンスエグラの風車を越え
彼(か)の人の背中をも 超えるために