夏毒歌词
作词 : 人生P
作曲 : 人生P
目の覚めきらない柔らかな季節に
罪の時間はそっとそばに来て
鮮やかな悲しみを残して去る
青褪めた時は雨粒に溶け
いたずらに重苦しくなるだけで
秘めやかに紡いだ戯れの糸は
悪意の棘で きっと裂かれてしまうんだ
君の指先はほのかに冷たくて
そのくせ僕を熱くして
ほら 今だってこうして微熱に浮かされて
吐息に混じるかすかな熱は「I hate you」
ゆっくり確実に僕の胸を蝕んで
涙に隠した鮮やかな痛みは「I love you」
君だけが知ってる
むせるような水の香りに
仮初の言葉は奪われていくだけで
終わりを告げる雨音が響く中
ひと時咲いて きっと萎れてしまうんだ
君の指先はいつだって逃げるのに
そのくせ僕を絡めとり
ほら 今だってこうして微熱に繋がれて
君の唇が吐いた毒を 口移しで全部飲み干して
君の唇でしか消せない毒に 僕はまだ酔っている
溺れた海で見つけた息は「I hate you」
ぶり返す痛みと熱にうなされながら
うわ言のように繰り返す秘密は「I love you」
君だけが知ってる
吐息に混じるかすかな熱は「I hate you」
ゆっくり確実に僕の胸を蝕んで
涙に隠した鮮やかな痛みは「I love you」
君だけが知ってる