三鸟夭夭歌词
赤い音を劈(つんざ)いて飞ぶ
九十九(つくも)の夏 通り過ぎる时
未だ前にある空の高さに
嘆きそして笑う
落ちる灰 黄色の視界
二つの火 其の下から響く 七色の声
人は繰り返すだろう
愛と死の歌を高らかに
作っては捨てて
愚かにも生が永久(とわ)に
続きますようにと
..music..
青い風を引き裂いて飛ぶ
百億と千億の先に
未だ前に在る孤の空白に
呆れそして笑う
流れる水 只在るもの
再生し 蘇りずっと 零を翔けていく
神は繰り返すだろう
脆く崩れやすい未来を
思っては創る
揺れ続く匣(はこ)の谺(こだま)さえも
夢物語だと
鳥達(われら)はまた滅びる
涙の粒も浮かべず
只常世を見つめて
刹那と無限の間(はざま)
彼(あ)の熱の中に未だ帰るに如かずと
そして 甦り前に向かうだろう
非時香果を 咥えながら
黒い瞳に光を宿し 地平線の先も
運命も摂理さえ 鹰揚と 夭夭と
飛び越えながら
時の茑を 断ち切って