タペストリー歌词
作词 : 河邉徹
作曲 : 杉本雄治
タペストリー — WEAVER
夢を見たような幸せな時間は
目覚めた部屋に香りだけ残す
紡ぎ合わせた思い出を辿って
君と僕の縫い目に影を探した
春に見つけた愛しさの花弁を
夏を海辺に二つだけ浮かべ
秋に実った約束の果実
冬の風に揺られて
嘘に変わった
解けて消えた 分かれた心
もしもどこかで君も探してるなら
届け
離れていても
ずっと見えない糸が
僕らを繋いでる
それだけ信じて
一人佇む部屋に
残る記憶のタペストリー
まだ 君が笑ってる
伸びた時間を何処まで進んても
さよならの日の延長と気づく
脱け殻だけが服を着て歩いく
願い込めた季節は遠い彼方に
背中に触れた温い体温
湿った指が今もここに有るようで
いったい
どこかで君が違う誰かの為に
笑っている夢を僕は見るけれど
例え
触れられなくて
届かなくても
愛しいから
まだ 夢を見ていたい
歩いた景色
愛を誓った言葉
手繰り寄せた先に
僕らがいるなら
届け
離れていても
ずっと見えない糸が
僕らを繋いでる
それだけ信じて
光差し込む部屋に
残る記憶のタペストリー
まだ 君が笑ってる
「どんな今日を過ごしたの?」を
話したいな
もう 忘れられないよ
—終り—