青空が渗んだ日歌词
いつもと同じ
ボックスに座り
どれくらいの時間が経ったのだろう
グラスの周りの水滴が流れ落ちてゆき
同時に溢れ出したのは熱いものでした
いつものように
騒めいた店中の声たちが
二人の間に入れずにいて
君がふかしたタバコがやけに苦くて
詰った息が体中の力を奪うような
大きなため息っとなりました
今日ほどに青空が滲んだ日はありません
繋いだ手の温もりも
涙に熱を奪われてゆきます
今日ほどに青空が滲んだ日はありません
ただ瞼に焼き付いているのは
確かに君の笑顔です
温度を保たれたこの場所は
喉をカラカラにしてゆきます
だけれども温くなったコーラを
口へ運ぶこともできません
別れる時は笑顔で別れたいと
そう思っていたんだけれど
幸せなうちから
そんなことを考えていた僕に
罰があたったのかもしれません
今日ほどに青空が寂しかった日はありません
繰り返される自問自答を呑み込めずにいます
今日ほどに青空が寂しかった日はありません
痛みに締め付けられる胸の奥の方で
君の笑い声が響ています