acid film歌词
露草色の空に
浮かぶ雲が弾けた
その瞬間に
見つけた言葉が
理想郷を切り取って
まるで逆光する
フィルムみたいに
君の影と形をぼかす
答えを探して
帆を掲げる幽霊船
そっと その手を離して
うわの空へと向かう
影は向かう渚へ
はやる気持ち
に背を向け
空の模様が
映りこむ水面へ
両手を伸ばした
もうだれも知らない
映画のなかで
君は倒れて
巻き戻せない
時間の螺旋に
からまったままで
計り知れない
君が見てきた
絶望がぜんぶ
嘘かもしれないと
気付いて欲しいの
君は撃たれて
だれも知らない
束の間に見た
希望さえもぜんぶ
嘘かもしれないと
気付いて欲しいの