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狐月歌词

歌手:Mamyukka 专辑:百鬼夜行草子

雲を砕きて月を越え君を迎えにいざ行かん
狸囃子甲高く隼風の背に乗り駆け行く
輪入道の炎の轍
轟く鼓動が地を揺らす
鬼火狐火、道を照らし君を攫いにいざ行かん
立ち込めたるは煙々羅
焦がれた狐が空を行く
嫁入り行列 下に下に
狐の嫁取り 下に下に
人の子、本に美味なりて
今宵は皆で心行くまで
飲めや食えや舞えや飛べやの無礼講
これぞあやかし百鬼夜行
あれに見えるは月夜の黒雲
群れを成したる下卑なる物ども
討てや討てや火に矢に鉄砲
臆するなかれ所詮はまやかし
あれに見えるは我が姫の居屋
群れを成したる非力な者ども
筒も火薬も暖簾に腕押し
臆するなかれあっ晴れ我らはあやかし
人は負けれど真に強きは天の御心
御力をば言の葉にのせ
悪鬼退散かしこみかしこみ申し上げる
諸々禍事罪穢れ祓い清め賜う
天津神地津神八百万の神達共に
幾多の友が倒れようとも(如何なる悪しき闇と言えども)
我が足だけは止められぬ(万の神は止められぬ)
か弱き者を三つ四つなぎ倒し(されどおぬしがまだ駆けると言うのなら)
いざ我が姫のもとへ(さあ剥げ化けの皮)
黒き眼に映る狐面
その手を伸ばして
白き肌に這わす獣の爪
乙女の腕が刹那なぎ払えり
面落ちてからころり
人の子紛れた妖怪町
時満ちて
狐の面が隠すのは
人の子なりや人の子なりや
哀れな嘘吹き狐憑き
顔隠し逃げる先にあやかしどもや
狐の面で何をば隠さん
人の子なりや人の子なりや
狐に憑かれた人の子なりや
あな口惜しや忌ま忌ましければ
されど人の子、本に美味なりて
今宵は皆で心行くまで
飲めや食えや食えや食えやの
乱痴気騒ぎ空騒ぎ無礼講
これぞあやかし百鬼夜行
われは狐ぞ あやかしぞ
狐の肉はどうだうまいか
最期にみゆるは面をはずせしのっぺらぼう
我が顔に今、その手伸ばして———嗚呼
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