hierarchy歌词
春告げの鳥の詩は遠く満ち欠けの刻は動かぬままで
無くした者が落とした涙 黒\く渗んで燃え尽きる
鉛直を遡る石柱の眩惑する万華鏡の窓
手折られても次の夜明けには赤く浮かんで沈む
咲かずの花が散る
雨夜の月帯層に織り込まれ在る世界
存在は見えぬと同じ
叶えられる願いなど誰も望みはしない
流星は黒\雲の果て
駆ける子供らの瞳でさえも澱む
眠り見る夢儚げに
一人混沌の大地を見下ろして
不完全ながらも目覚めたのは
荒地が瞬く間に侵食し居場所を追われて彷徨うのは
贖罪の烙印を纏いし謳う彼女は真紅の瞳
喪う時はいつもないていた求められずにただ泣いていたわ
思いのほか何もできなくて 無音の夜が続く
焼かれた種子が咲く
伸ばした手を重れたときに見えた幻想
それは幼い日の精神的外傷
決して逃れられないというのならば
今契約の場所へと急ごう
駆ける手綱を握う手に血がにじんで
蹄の音が乱れても
一人混沌の大地を見渡して
不完全でも導く答えを…
私に残されてる尊い時間の歯車が
斑にリズムを刻んで行くように
終焉を描いて 灯された篝火の証
繰り返す螺旋の嘆きを