下北むつの子守歌歌词

春の風は 頬をなでて
まるであなた そっと触れる
風も思いも 光も愛も
回るようにと
優しくそばを流る
ひしゃく星に 思い馳せて

夏の色に はしゃぐ声
日の火浴びて 熱を帯びる
祭りの囃子
お香炉を通らす
短い夏を かき消すかのように
赤き色の あしをとおする

秋の歌は 心に聴き
わらべうたを 思い出す
母も父も あなた私も
変わらぬようにと
絶えなきようにと
永久なる日 願い込めて

冬の華は ほほに落ちて
まるで雫 そっと散る
花も心も 星も涙も
ながるるようにと
そっと両手に包む
春を待てば 夢も開く