世界に抱かれ滅びる前に歌词

(カイト)これは幾年に続く物語
繰り返される絶望の——
(響也)幻なのか
この手がつかんだ確かな温もりさえ
(カイト)叫んだ声も嘆きも 消えないほどに焼き付いているのに
(響也)世界は何もかも抱いて
(カイト)滅びようとしてるのか
(2人)それは嘘だ
(2人)Never end the fate
(カイト)弱き者たち 空を仰ぎ逃げ惑えば
(2人)Never end the fate
(響也)諦めない者たち 何度も何度も ああ立ち向かうと
(2人)決めたその目は熱い
(カイト)死と絶望を振り撒いて　
魔王が支配するこの世界
圧倒的な力を前にし　
諦めに支配された人々は問う
「なぜ抗うのか？」「なぜ戦うのか？」 と
それでも、いつの時代にも現れる
人々の心を希望に塗り替える勇者の存在
さらなる絶望を生むとも知らず…
(カイト)滅亡なのか
目の前で崩れ去るのをただ見ていた
(響也)無限の荒野が広がる 無念の廃墟を踏みしめた痛みよ
(カイト)世界は誰をも飲み込み　
(響也)滅びようとしてるのか
(2人)受け入れるな
(2人)Never end the world
(響也)強き願いで 勝利を信じて挑む力
(2人)Never end the world
(カイト)悲しみを願いへ 何度も何度も ああ立ち上がると
(2人)誓うその目が熱い
(カイト)さあ、今こそ真実を語ろう
魔王は滅ぼせない
滅ぼしてはならない
魔王を封じたものは
その大いなる魔力に侵され次の魔王と成り果てる
かつて、俺の友がそうだったように
だがこれで終わりだ
この絶望を俺が断ち切ってやる…！
(カイト)Never end the fate
弱き者たち 空を仰ぎ逃げ惑えば
(響也)Never end the fate
諦めない者たち 何度も何度も ああ立ち向かうと
(響也)Never end the world
険しき道 何度でも挑む意志は
(カイト)Never end the world
終わらぬ闇 今度こそ打ち破る
(2人)Never end the world
響也『絶対に諦めないと誓ったんだ...』
カイト『勇者ごっこか？…ま、せいぜい頑張りな』
響也『この剣に込められた皆の希望、消させはしない！』
カイト『ただ俺は約束を果たすためにここにいる』
響也『世界は絶望に沈まない 夢を、希望を、俺たちが取り戻すんだ！！』
カイト『…ったく、勇者ってのはどいつもこいつも、人の話を聞かねぇもんなのか？』
カイト『俺がお前を救ってやる…！』
響也『これで終わりだ！！』
(カイト)これは
後に勇者と呼ばれる青年が
仲間とともに絶望と戦い
世界を救う物語