もしもこの世に言葉がなければ歌词
もしもこの世に言葉がなければ
もしもこの世に言葉が
もしもこの世に言葉がなければ
もしもこの世に言葉がなければ
もしもこの世に言葉がなければなければなければなければなければ
誰も傷つけず何も押し付けず
定義もなければ解釈すらなく
何よりこんなに悩まなかったでしょう
悩む術がないのですから
ですから僕はこうしてここで
言葉などというつたないツールで
つまり塩素まみれの汚いプールで
溺れて見せましょう
詩の朗読やラップが一番
大切じゃなくなったその時には
ごめんなさいと謝りますから…
かすかな可能性として僕が
明日から声が出なくなったとして
果たしてそれを悔やむでしょうか
言葉なんて信用してないのに
都会の森で見えない檻で
ひそやかに暮らしていくだけならば
誰も傷つけず誰もだまさず
生きていけるのではないのでしょうか
おそらく僕は今まで人より
多くの言葉を吐いてきましたが
一体それが何だったでしょう
知ったふりをした無形の産物
詩の朗読やラップが一番
大切じゃなくなる時がきっと
来るでしょうなぜなら今でも一番
大切かどうかわからない でも
もしもこの世に言葉がなければ
もしもこの世に言葉がなければ
もしもこの世に言葉がなければなければなければなければなければ
あなたに逢うことができたでしょうか
あなたにあの日、口づけたでしょうか
世界に散らばるどんな遺跡より
六十億分の一の奇跡
もしもこの世に言葉がなければ
もしもこの世に言葉がなければ
あの日の夕日や風景、驚き
感動、共有できたでしょうか
部屋で独りで泣きじゃくる僕に
あなたから一本の電話がかかる
言葉があるから
言葉があるから
この世に言葉があるから
あるから
あるから