海洋生命歌词
作词 : 秋田ひろむ
作曲 : 秋田ひろむ
水を売るならば乾燥した砂漠で
安心を売るならば干からびた不安へ
不安がないならば、電波でばらまいて
強迫観念の砂漠を各地にばらまいて
目を閉じて、良心は「痛くない」と笑った
耳を塞ぎ、疑念も秋の凪さながら
口を閉ざし、譲歩と同調を患った
巻かれた長いもので首を括るつもりか
あの青年は 海洋生命か
惑星の壊死、海の生い立ち 折れ線グラフと蟻の自害
神経拒食ニルアドミラリ 良心の銃創
飢餓と畏怖の商業地帯 切断と盲信のクチナシ
性は集団主義に串刺し 悪心の水槽
狂乱の時代の舞台装置の添え木
馬鹿な振りして強引に引っこ抜くポエジー
価値観は眼差し メッセージは刃先
突き動かす幼い報われぬ日の形見
奪われたから奪うじゃ脱せない円環
許すことで得るはず 相応な哲学
降下する深海は母親のメタファー
存在の喘鳴を絶え絶え燃え上がらす
あの青年は 海洋生命か
惑星の壊死、海の生い立ち 折れ線グラフと蟻の自害
神経拒食ニルアドミラリ 良心の銃創
飢餓と畏怖の商業地帯 切断と盲信のクチナシ
性は集団主義に串刺し 悪心の水槽
父さん母さんもう悲しくなんかありません
泣きわめく代わりに慟哭を書き溜める
ここはゴミ捨て場 切望たちの墓場
虐げられた同士達が集う洞穴
傷を舐め合う時代は過ぎているとっくに
醸造された憤りを回し飲む同類
死に物狂い おためごかしの警告無視
乱射する弾丸が射貫いたのは虚無主義
惑星の壊死、海の生い立ち 折れ線グラフと蟻の自害
神経拒食ニルアドミラリ 良心の銃創
飢餓と畏怖の商業地帯 切断と盲信のクチナシ
性は集団主義に串刺し 悪心の水槽