自由落下 [私の歌]歌词
作词 : 凋叶棕
作曲 : 凋叶棕
——どうしてこうなったんだろう。
あるべき何かが欠けている。
まるで私がこの場所で、生きていること——それ自体、間違いみたいで。
——いつからこうなったんだろう。
どこから聞こえる声なんて。
そんな簡単なものじゃない。
網膜の奥底で今も輝いているんだ。
そんな光は知らない。
いつ見たのかも知れない
けどそれを思い出すそのたびにまた——。
まるで自由落下みたいだ
何かの為にこの身虚空に投げ出してしまいたい
闇に縋る灯火
海に頼る艀木
空に求むはるかなる輝きを
そう、私には『光』が足りないんだ——。
——やっぱりこうなるんだね。
私はこういうやつなんだ。
この手差し伸べるときには、きっとこの何もかもを——手放そうとするんだ。
——いつかはこうなるんだね。
だけれど私のエゴでいい。
これが自分の命なら。
その最期までずっと輝いていたいんだ。
誰も彼もが旅人
命を燃やす旅人
ならその命のため尽くすのがいい——。
だから自由落下なんだ。
私の意志で自分の全て尽くしきれるとこまで
甘くささやかな呪い
抱き続けた願い
空に向こうへ——もうそんなところだけしか。
ああ、あの『光』の在り処、届いたらいい——。
そして眼を開いたとき
私はここに立っていた
記憶のどこかにあった
ずっと探してた、この場所——!
ねえ!
全部聞かせてよ私のこと
今度は私に教えてよ
この不思議な世界のこと
いつかであった『光』のこと
さあ、あなたも歌ってよ——“あなたの歌”!
そうだ自由落下なんだ
私の命は私のもの誰にも渡せないから
私の限り
意志ある限り
この旅路を——たとえ前へ進まなくても
私を尽くすために——歩いていこう。
「私は、朔実、一ノ瀬朔実。 ——あなたは」