1/2の缓やかな激情歌词
幾千億もの意識が個々に
正体わからず飛び交う恐怖
輝く霧の中
ゆらゆらと揺らめいた
意識は陽炎の
中にだけ漂うの
私とあなたが
融けて混ざり合う
安らぎと見るか
更なる高みへと
人とは違い誰でもなくて
違いをただ恐れていたわ
同じ瞳と同じ肌背も
聞こえぬ声に責められてた
私 何時でも陰から
自分 他人がどこまで
同一になれるか そう
それだけをずっと探してた
そんなこの私に
あなたが云った
個々が持つ重要性
同一の殻を壊す
相違を認めるの
それで己を識るの
私とあなたが
触れ合える事が
見つめ合う事が
違い の証明よ
人との違い それは私が
私であるための境界
人それぞれの意識があるわ
不可侵のはずの領域ね
けれどもいずれは
愛するが故
相手との距離は
零へと寄るの
それすらも超えて
同一を図る
回帰する不可思議現象
輝く霧の中
ゆらゆらと揺らめいた
意識は陽炎の
中にだけ漂うの
私とあなたが
融けて混ざり合う
私はあなたね
あなたは私なの
素敵な思想どちらも理想
心地良い方を選べばいい
私があなた あなたも私
そこの あなた にはどう映る