オウマガノミコ歌词
六つの報せが平穏を侵す
そこに立つは誰そ彼や 視えぬ
ふいに声を掛けるか 否か
神域からの迷いビトなのか
逢魔時 繋ぐ
伸ばした手を掴む
手繰り寄せた 小さな
その手はもう 見えない
端境 隔て
蠢く気配 辿る
やがて常世 蔭りて
茜は蒼へと成る
酉の声が幾度も震え
木霊と成して魔と逢う時よ
長く美しい髪な程
其れは麗しい血を求めて
微笑む艶の 紅さと似た月は
瞳反らす事すら
出来ぬ程に魅入られ
端境 隔て
蠢く気配 騒ぐ
やがて常夜 深まり
蒼は闇へ堕ち行く
逢魔時 繋ぐ
伸ばした手を掴む
手繰り寄せた 小さな
その手はもう 見えない
黄昏色に 染まり流れる雲は
一期一会 現世
ささめく声 聴いてよ