少年リップルズ歌词
夢うつつ おぼろの庭 次の歌を まちくたびれてんだ
指鳴らし 波紋ひろげて 世界は続く 空読みの予報さ
放つ
後出しのパズル
穿つ
深読みのレビュー
割れる
雨あがりのノイズ
弾けた轡
曇りの価値に 気づけない奴ら
空は潮騒 うわばみも夢なら飛べた!
からみつく 月の弦が 星を照らし狙いさだめてんだ
ラジオから 嘘をひろげて 世界を騙す空手形ばらまけ
暴く
いかさまのリドル
晒す
邪まなフォロー
焦らす
待ち伏せのフェイズ
ほどけた絆
兆しの意味も 知らないで僕ら
夢は浮橋 耳鳴りに溶かして消えた!
安上がりな絶望
魔法は解けた!
きっと いまの僕は夢で ふっとそれに気づけたとして
目覚めた僕はいつの僕だろう
歌ってた全部どこに残るだろう
どんな顔で 君とまた 出会えるだろう
僕はずっとずっと歌うたってたいの?
君はずっと聴いててくれるの?
すっと全部蹴っ飛ばして どうにかなるの?
乾ききった 轍に
気休め ひとしずく
届けよ見えない未来のうた
孤独のうたを鼓膜にとばして
震え出す孤高
掻き鳴らせ
響き渡れ
たどりついた
既視の静寂
群がった偶像
散らかった幻想達
少年が支配する
魔法は解けた!
それがずっとずっと続いてた夢で いつかそれが終わったとして
生まれた意味に何を残せるだろう
生み出した全部 どこにあるのだろう
どんな世界 君とまた作れるだろう
だから ずっとずっと嘘をついてたいの
君はずっと信じてくれるの?
いっそ全部すっ飛ばして忘れてくの?
使いきった記憶に
旋律またひとつ
待つのは見えない未来
僕が
まだ
歌えるなら
伝えきれぬ思いに
波うちまだ遠く
ふざけた世界よ 笑え
届けよ見えない未来のうた