Fiction Line歌词
さっきまで聴こえてた 君の声が
思い出せなくて 耳を澄ましてみる
何か起きそうな 次のページも
壊れないように ポケットにしまっておくよ
見慣れたこの街だって
景色を変えていくのにね
僕は今を変えぬように
何かに怯えて暮らしているんだ
君の居ない物語を そっと そっと
書き足していくだけ
日常の五線譜の上を
頼りなく伝うメロディー
どうしようもない気持ちを
いっそ 全部 捨てられはしないから
色褪せてくその時まで
部屋の隅に立て掛けたまま
いつか僕らみんな 羽が生えて
言葉が無くても 繋がりあえるよ
どんな未来を 想像してみても
君が居ないなら 失くす意味も無くなるよ
曇ったレンズ越しに 映るものは不確かで
僕はあるがままの世界
そこから目を背けていたんだ
選ばれること無い方が
ずっと ずっと 孤独で居れるから
陽のあたる場所遠ざけて
憂鬱をなぞるファンタジー
どんなに嘘重ねても世界は
廻り続けるから
言葉の裏側に潜む
僕らの弱さを見つけてよ
思い通りにいかない事を全部
塗り潰してくのは
誰かの愛や優しさに
向き合うことが怖いから
どうしようもない気持ちが いつか
僕を 飲み込んでゆく前に
現実を塗り替えるほどの
新しいページ描けたら