アヤノの幸福理論歌词
思い出していたのは また家族の事
文乃はお姉ちゃんだから
皆の事 よろしくね
「よろしくね、お姉ちゃん」
「っは!うん!」
赤煉瓦の壁 小さな家の中で
ひそひそ話そう 秘密の作戦みたいに
連れて來られた 三人の真っ赤な目には
大人に隠してた 過去がある
怯えた顔で 僕は化け物だから
「僕は化け物だから」
私は告げる そんなことはないよって
「そんなことないよ、ほら!」 “
真っ赤な色は主人公の色だから
「真っ赤な色はね、主人公の色だから ね?」
怯えていなくても 良いんだよ
「怯えていなくても いいんだよ」
面白い事 悩んでは
今日もお姉ちゃんぶって
ほら 見ていて 赤いマフラー巻き付けた
秘密組織みたい
茜色 染めて 始めよう
小さなヒーローをフリだけど
少しでもまた 笑えたらって
今日も家族でいよう
幸せを願おう 先にある未來が
どれだけ 悲しくても
この事は秘密だよ
楽しくて陽が沈んだ
「おばさんたちに秘密なのわ?」
「秘密だよ 喋たら…」
「へえ…コラ!~」
「ハハハハハ…逃げろ!」
春風巡り 大人になった世界は
理不盡に曲がる 誰かの陰謀みたいに
膨らんで消えた 愛する人の涙は
誰も気付けなくて黒くなる
狂い出してた
気付いたら もう
誰にも言えなくて
嫌だ 嫌だよ
壊れるのは
幸せの終わる世界が來る
「アヨね」 “
茜色 お願い
これ以上 誰かの未來を壊さないで
泣きながらまた 考える
笑顔に隠したまま
赤目色 それが私なら
誰かの未來を救えるかな
不器用で情けない
一人ぼっちの作戦だ
「蕾ちゃん、修哉ちゃん、幸ちゃん、ありがとう」
「お父さん、お母さん、ありがとう」
「伸太郎、ごめんね」
「大好き」
私が消えた あの日の秘密組織は
ちゃんと笑って 暮らせているのかな
きっと私は 怒られちゃうなぁ
だけど ちゃんとお姉ちゃんになれたかな
思い出してみよう
あの好きだった言葉
幸せってなんだか不思議
明日の事 好きになれる
「みんな、大好き」