ユーラシアの風歌词
作词 : 柳沼由纪枝
作曲 : 柳沼由纪枝
大陸(たいりく)の遥かな荒野を 渡る風の音に
鬣(たてがみ)を散らし駆けていく 蹄(ひづめ)の響き
草原(そうげん)の地図(ちず)を辿るのは
君に出会うために
私は探し続けるだろう
蒼き狼(おおかみ)
ナーダムの歌 大地の歌
伝え行く祈りの言葉
隼(はやぶさ)の舞天に届け
希望の灯をその目に持て
空を飛ぶ鳥の翼には 明日の風が見える
美しきその流れの中 命は燃える
何を求め どこへ流れ
やがて人は歴史の空
時の川のほとりに咲く
花のような夢の彼方
「翡翠(ひすい)のように輝く丘」
「草原はどこまで続く」
「西(にし)の果ての砂の国は」
「幻の絹(きぬ)の道」
大陸の遥かな荒野(こうや)を 渡る風の音は
悠久(ゆうきゅう)の昔の空から 終わりを知らず
太陽は昇り 陽は沈み 繰り返す巡りに
喜びと悲しみを胸に 旅を続ける