スタジオーネ -夏-歌词
夏のネオヴェネツィア風物詩は
夜になると仄かにひかる夜光鈴です
夜光鈴の中の玉は
アクアでしか取れない夜光石で出来ています
その光はだんだん小さくなって
最後にはふとりと落ちてしまいます
みんなその頃になると別れを惜しんで
最後の輝きを見送るために
ゴンドラに乗って水辺に繰り出します
夜の海には
星のような小さな光が無数に瞬き
その光は
やがて多引いて
水の中に消えていくのです
極稀に涙のような結晶が残ることがあるのですが
それは別れを惜しむ
夜光鈴の持ち主の気持ちなのかもしれません