宵闇と秋風の薫物合を 歌词
作词 : 田久保真見
作曲 : 飯塚昌明
「遥かなる時空の中で2」より
編曲:須藤賢一
歌:彰紋(宮田幸季)
密かな 紅葉の庭園(その)
あなたのための 雅楽の音色を
夜通し 響かせましょう
沈黙の 彩りに
悪戯ですね
帳(とばり)に姿を隠した あなた
ふと足にからんだ絹は 天女の羽衣?
何も言わないで 宵闇の中
淡い袖の香 追いかけで
手探りのまま あなたの唇をさがす
薫物合(たきものあわせ)の 香りのように
ふたりの溜息がふわり
混ざり合う夢を見てる
叶わない夢と 知りつつ…
微かに 夜が揺れで
ほら檜扇を 開(ひら)いてるあなた
ぼんやり 浮かび上がる
戯れの 白き蝶
躊躇(とまど)いですね
あなたを傷つけたくない 僕の
ふと迷う 背中に触れた 天女の指先?
どうか消えないで 宵闇の中
残り香に吹く 秋の風
手探りのまま あなたの温もりをさがす
薫物合(たきものあわせ)の 遊戯(あそび)のように
あなたの溜息の中に
混ざり合う夢と勇気
その意味をもっと 知りたい…
好きと言わないで 宵闇の中
ふたりを包む 秋の風
手探りのまま あなたを抱きしめてしまう
薫物合(たきものあわせ)の 香りのように
ふたりの身心(みこころ)がふわり
混ざり合う夢を見てる
叶わない夢と 知りつつ…