十月十日の闇は無情か 歌词
作词 : 子石トモル
作曲 : 佐々木真理
人のひそひそ声響く 部屋にひとりきり
孤独など玩具にして 遊べばいい
ひざを抱(かか)えながら 遠い淋しさを思う
この世へと生まれ出る 前の闇よ
生き方さえ仕組まれた
初めから操られて
あぁ自我のないまま 閃光(ひかり)の中へと 放り出された
あぁ抱きしめられた 記憶さえもない 可笑しさ・・・
歪んだ夢の中で 生きた
嘲笑(わら)い立ち去る者 いらない何も拒絶(いら)ないさ
憐れみの優しさは 役立たずだ
寒い朝の霜柱
激しく踏み荒らすのさ
あぁ冬ざれの仕業(せい) 白くなった夢 失くした景色
あぁ抱きしめられた 記憶さえも今 邪魔物・・・
私は独りが 好きなんだ
虚構(うそ)と疑わないまま 奈落の底へと
壊れてゆく刹那の城 消滅(き)える蜃気楼
あぁ十月十日の闇は 無情でも 何故か恋しい
あぁ暗がりの中 どうしてこんなに 凍えるのだろう
あぁ瞳を閉じて 再び開ければ 微かに・・・
絶望の中の 希望とは