Reverberation歌词
募る寂しさが息に混ざり
ゆっくりと虚しく落ちていく
すくい集めた 煌めく雪が
手のひらで 儚く溶け始める
足早に過ぎていく 街の音
籠の中置き去りなまま
しがみつく ドアの向こう響く声
聞こえないふり 目を閉じた
ほつれた糸に 指を絡め
握り締めては 泣いていた
きつく結んでいく 想いの束
積もっては 痛くて 解けない
夜が明けても 覚めない夢と
知りながら 狭い闇を彷徨う
溜息の残響が消えなくて
胸の中 埋め尽くしている
何度目の朝焼けを見送れば
新しい陽に出逢えるの
止まる時計の 針が落ちる
壊れたままで響いた
赤く澄みきった 冬の空が
凍てついた心を締め付ける
消える星座が 失くしたはずの
甘い記憶 微かに蘇らす
募る寂しさが息に混ざり
ゆっくりと虚しく落ちていく
すくい集めた 煌めく雪が
手のひらで 儚く溶け始める
手のひらで 儚く溶け始める...