舞台をおりて歌词
作词 : 椎木知仁
作曲 : 椎木知仁
わざと今夜は
お互い笑ってあげたいんだ
今日で二度と会うことがないと
どこかで分かるからね
春の片隅に咲く
花が踏まれている
鉛空に浮かぶ
旗が破れている
誰がどうとかはいいから
一つはいつでも一つだよ
同じ場所にはいないけど
同じ月を見た
せめて今夜は
昔の話はしたくなくて
これからどうしていこうとか話して
振り返らずに終わろう
今夜この舞台をおりたら
恋人役を終えたら
二人はまた次の劇場に向かい
また誰かと愛し合う役をするから
せめて今日だけ朝が来ないで
と願ったなら
ずっと夜が続いてしまって
二人はまた眠ってしまうから
わざと今夜は
お互い笑ってあげたいんだ
物語の最後はきっと
ハッピーエンドがいいから
幸せな役だけ演じていく訳にはいかない
二度と舞台を降りずに居られるような
そんな恋をするまで