Code Blue歌词
「冬は嫌いだな
ただ寒くてさ
ずっと寝て過ごしてたい
クマやモグラみたく
冬眠してさ
目覚めたら春だといい
また新しいあざだ
いくら長袖でも隠せないな」
伝えようとした言葉は風に消え
そうだねと返す
きみの隣で
白い息を吐く
「きみは冷たすぎる
いつだってそうだ
じゃあ今ここで笑って
トンネル抜けると
暖かい陽が射す家が待ってるんだ
でもきみは入れない
その心で家まで凍りつく」
伝えようとした言葉は愚痴に消え
曖昧に頷く
本当の悲しみを
まだ知らずにいる
「ここより寒い場所はほかにあって
何もかもが冷たく閉ざされ
きみも行ってみる?」
行くわけないだろ
「冬は嫌いだな
ただ寒くてさ
でももう少しだけ耐える」
それは少しで
一瞬みたいにわずかで
ずっとそうだねと頷いてたかった
冬が遠くなる
そこに置き去りにした
きみを思い出す
そうだねと笑う
きみには両手いっぱいの花を贈ろう
どんな強い風が吹いても
決して散ることのない
ぼくにも言いたいことが
少しぐらいはあった
きみが好きだったとか
そういう他愛もないこと