妖の夢歌词
作词 : ytr(魂音泉)
作曲 : ZUN
何時かの桜の季節
偶然にも見つけた幽かな風に靡いた春
雪景色が見上げてる寒空 雲の上
手から零れ落ちた花弁
全て集めよ 閉ざされた過去
かつての姿を見てみたいだろう
春うらら 仰せのまま庭師が心血を注いでる
決して咲かない桜の満開を望んで
生と死が半分 ずらり並ぶ桜
沢山の幽霊にも同調なら半分
斬れぬものなど、あんまり無い!
沈黙破る 新たな頼みに手を焼く
やる気は充分 高ぶる気持ちが荒ぶる
受け継いできた警護役
鮮やかな刀捌き 斬り捨て御免
楼観剣 白楼剣の二刀流
見事な太刀筋 一閃
斬れぬものなど、殆ど無い!
季節が切り替わる前に誰よりもいち早く走り回る
白銀の世界も戸惑う そっと纏う春風すら走馬灯
暖かなそよ風に誘われて数多の蕾が花開く
何者かの気紛れに遊ばれて
花を咲かしてる 息が白む頃
この雲の下で花弁を探してる
終わりを少しだけ遅らせて集めた春が心を満たす
手に触れた木肌に意味を問う ただその美しさに息を呑む
決して咲かない桜の満開を望んで
さくら さくら 儚く舞う桜
輝く真剣 構えて臨戦態勢 一閃走る半人半霊
さくら さくら 開花を待つ桜
永い歳月を超えて巡り合える風景 浮足立つ幽霊
さくら さくら こんな近いのに
遥か彼方にも思える永遠の眠りの夢
さくら さくら ただ咲き誇る 春が見せた妖の夢
際限なく掻き集めた断片が唯一つの解決策
この半人半霊が全うする 完全な桜咲けば大絶賛
現世などは関係ない これは今までには無い展開
春が巡る度待ち侘びて庭先を眺めて企む
まだ見ぬ姿に思いを馳せて
忘れられた古い話に宛はなく剣を振るい奮い立ち駆け回る
お呼びでない来訪者待ち受けて残されていた春が集まる
目的だけなら奇しくも一致 道筋絶たれた鋭い切り口
決して咲かない桜の満開を望んで
さくら さくら 儚く舞う桜
輝く真剣 構えて臨戦態勢 一閃走る半人半霊
さくら さくら 開花を待つ桜
永い歳月を超えて巡り合える風景 浮足立つ幽霊
さくら さくら こんな近いのに
遥か彼方にも思える永遠の眠りの夢
さくら さくら ただ咲き誇る 春が見せた妖の夢
隠された秘密 間違えたのは誰
封じられたのは何故 妙な関係
春、鷲掴み 生ける者が立ち向かい
反魂蝶 満開には至らずも八分咲
さくら さくら 墨染の景色 また一人魅入られて
いつか願わくは花の下にて春死なむ
さくら さくら こんな近いのに
遥か彼方にも思える永遠の眠りの夢
さくら さくら ただ咲き誇る 春が見せた妖の夢
努々忘れるなかれ 何時かの妖の夢
小さな春が空から降る 地固まる
白い世界に色づいて重なる
遥々集められた欠片は元の在るべき場所へと
蝶が舞う 決して咲かない桜の花弁を残して
東方妖々夢 ~ Perfect Cherry Blossom.