ばーちゃんの背中と僕の足歌词
作词 : Yusuke
作曲 : Naoki-T
ばーちゃんの背中
温かいあの香り
階段を登る
よいしょよいしょの声で
ウトウトしながら
この顔をギュッと
うずめ預けていた
あなたはいつも
かわいいと頭撫で
周りのみんなに
誇らしげに揺れていた
僕が笑えば笑った
泣けば困った
立てば叫んだ
呼べば止まった
あれまえらいこっちゃ
えらいこっちゃ
よいよいよい
何てこった私の名を呼んだ
おっとなんだ
言葉もちょっとずつ
覚えて喜んだ
あれから何年1つ1つマネして
出来る事増えて
思い出も増えていった
ただそれは愛を持って
手と目
離さないでくれたおかげ
いつでもせっせっせーの
せっせっせーの
よいよいよい
って忙しく生きてきた
そろそろ大人になったから
僕がおんぶする
軽くなったばーちゃんが耳元で
「すまないね」って泣きだした
歩き続けたら
涙拭って微笑んでた
ばーちゃんの両手は
カサカサで心地よい
昼寝してると
そっとたたいていたね
僕が起きりゃ笑った
歩きゃ誉めた
走りゃ焦った寝れば歌った
今年も夏には神社の縁日
聞こえてるお囃子
懐かしいから行こうよと
その手握った
やわらかかった
ばーちゃんの左手
昔より痩せていた
壊れないようにそっと包んだ
右手重ねてきた
ばーちゃんから教わった事
沢山あるけど
ばーちゃんが忘れた事
少しずつ増えてきたね
「あなたはどちら様?」とか
忘れたんなら
今度は僕が何度でも伝えるよ
あなたへの想い音にのせて
空まで届けるよ
授かったこの命の意味も
価値も全部探すよ
預かった感謝渡しながら
優しく生きれるよ