白露の風歌词
真夏の匂いの 野の花さして
麦わら かざして 歩いた道
灼けた素肌が ひりひりと
胸の奥で さまよってる
摘んだ野の花 ひそやかに
枯れたあとには 曼珠沙華
紅く
さがせないよと 君は 笑った
ほほを 染めてく 夕映えに
蛍 リズム きざんで
追って 追いかけ とべない夜
夢の続き このあたりって
かじかむ足 追いかけた
もうどれくらい たっただろうか
夜露に 濡れた
ふっと
とびこんだ風が あたりをけって
草の上弾む 真珠のビーズ
ほら 君が好きな首飾りさ
ほどかれて 舞ってる
そっと
風に くだけ 闇の 中で
きらり きらり 弾けて 散った
君は どこかで この景色 見てるの
夜空ごと
いっそ
抱きしめたい 夜空ごと 全部
不器用な風が 手を振った
はかなく 淡い
恋のかくれんぼ
ぐっばい
さよなら 君の笑顔まで
さよなら でも消えない嘘
は はら は はら
こぼれた
君は もう 風ん中