Story 3 - Eye歌词
かすかな光もない部屋の中
空気はよどみ
丸で 時までも止まっているようだ
何時から私はここにいるだろうか
私は記憶をたどる
私は
そうだ 私は騎士だ
父から譲り受けたこの合憲で
数々の戦場を駆け巡ってきたのだ
ならば 私はなぜここにいる
戦いに敗れ
囚われの身となったのか
私は 縛されているのか
動けない
風
かすかな光が
空気とともに流れ込んできた
誰だ
女
私の目の前に一人の女がいった
いや 少女というべきか
ためらうことなく
まっすぐに私に視線を向けてきた
ありえない
恥じらうことなく
乙女が騎士を見つめるなど
微笑んだ
私は 私は
少女はまるで値踏みをするように
ゆっくりと右へ左へ動きながらも
まっすぐに私を見つめ続け
そして さらに歩み寄る 乙女よ
なんと大胆な
吐息が感じられるほどの距離
少女の瞳
ああ そうか そうだったのか
私はすべてを悟った
その黒く大きな瞳に映るのは
まさしく私だった
金の額縁の中に立つ 鎧姿の私だった
乙女よ
また いつの日か会いに来てくれ
私は いつもここにいるのだから