クチュール歌词

雨降りの朝に起こされて
人に飲み込まれてる
ポップミュージック聴いてごまかして
傘もささずにまだ夢の中
なりふりの果てに生かされて
君に呼び込まれてる
街のファッション横目に通り過ぎる
指差して確認する現在地

瞳孔が開いたまま
恋に落ちるような
嘘みたいな
きらきらした女の話は
映画の中だけなのさ
心を開いたまま
穴に落ちるような
馬鹿みたいに
ふらふらした本当の話は
終わりにしようよ

あの子はいない
もういない ない
退屈な普通の暮らしは
もういらないや
誰かでいたい
本当の声で話したい
昨日のあたしに会ったら
強く抱きしめて
早く壊してあげなくちゃ

久しぶりの君に連れられて
オレンジの道を歩いていく
無くしたピアスは
今はもう知らない港に着いたわ
もう二度とまた会うことはないね
あの頃の 二人のままでは
この景色もいつかは
綺麗な思い出にしてしまうんでしょ

妄想が
嫌いなままの
あたしを見せつけるから
目を伏せたって
いらいらしてどうにも上手く
歩けなくなるな
言葉を交わしたから
これからも大丈夫に
なっていくって
まだまだ終わらない
暮らしにあかりを灯すのだ

あなたはいない
もういない ない
憂鬱な顔した
あたしはもういらないや
誰かと居たい
本当はもっと話したい
昨日にはいつものあたしに
ちゃんと戻るから
早く眠ってしまおうか

あの子になりたい
なりたいのに
窮屈なサイズの
気持ちはもういらないや
誰かに言いたい
もっと触れ合っていたい
こんな暮らしが
いつまでも続いていくように

あの子はいない
もういない ない
退屈な普通の暮らしは
もういらないや
誰かでいたい
本当の声で話したい
昨日のあたしに会ったら
強く抱きしめて
早く壊してあげなくちゃ