夜明けのうた歌词
丘には何も無い 消えそうに光る 落ちそうな星空だ
僕はただ出発の朝を待っていた
たった一度涙を拭いた夜明け前
なけなし(まけなし?)の金をはたいて
ボロボロの車を買った
この場所以外のどこか遠くへ ただ行きたかった
僕の体を作るものは ボトルの水 銃声の街
朝食で食べた薄いトースト いつかの恋
世界が終わりを告げる日に
初めて気付く忘れ物
口ずさんだ 懐かしい歌
優しかった あの食卓
君が好きだと言った 夜明けの空
ねえ どうして僕たちは
丘には何も無い 追いかけてくる 最後の夜だ
忘れていく 涙の温度
立ちすくむ 夜明け前
枯れそうなこの大地に 咲いた花に気付いて
誰かが踏み潰してしまう前に
口ずさんだ 懐かしい歌
優しかった あの食卓
君が好きだと言った 夜明けの空
ねえ どうして僕たちは 忘れるんだろう