コンペイトウ歌词

風揺れるカーテン
差し込んだ　午後の日差し
変わらない窓辺と
緩やかな時間(とき)の流れ
小気味よく机叩く
鉛筆の先
生み出されてく　言葉のかけらが
楽しげに　弾けだす
そう　それはきっと
小さな砂糖菓子の味がする
注文の細かい
唯一の読者様(おきゃくさま)は
変わらない窓辺で
物語　待ちわびてる
いつだって嬉しそうに
紙片をめくり
余すことなく　言葉をかみしめ
笑ったり怒ったり
忙しなく変わる
君の表情(かお)に
心がほどけてく
固く閉じたはずなのに
ずっと傍にいたね
仄かに感じた　幸せは
ほら　胸の中で
じんわり広がってゆく
甘く素朴で優しい　昼下がり
そう　それは僕の
小さな砂糖菓子の日常です

END