ヒューリスティックの渇き歌词
静かに流れてく この時間に僕らは
何一つ許せず 何一つ遺せず
(クラスに満たしてゆく)
本心だけがやけに苦くて
(心に満たしてゆく)
愛だけ 噓だらけ
"さよなら"で きっときっと この夜が 終わるだろう
わかりきったエピローグ 心だけ 死んでゆくように
選んだ運命も
全てを許せずに
涙でも流せば 美談にはなるだろうか
何一つ許せず 何一つ遺[のこ]せず
(グラスに満たしてゆく)
猜疑心だけがどこか甘くて
(心に満たしてゆく)
愛なんて いらなくて
"ごめんね"じゃ 足りなくて 正しさでは酔えなくて
とっておきのエピソード 心ごと 死んでゆくような
抱えた宿命も
全てが粉々に
欠けた心 埋める 傷舐め合う
臆病な二人 何を憂う
また何番目かの夜を
そのグラスに落として
君はまた 静寂を僕ごと
飲み干してく
渇ききって 冷たいままで
嘘だけを 注いで
僕ら もう理解[わか]りあえない
氷のよう 溶けてゆく