形見歌词
作词 : licis
作曲 : licis
嘘を付ける 生きるふりして
朝も夜も 目を隠して
その指先 触れる花はまだ
咲いているの
今 響くのは 誰かの泣き声
まるでリンと鳴いた虫
白昼夢の終わりが来るまでも
一人、歌って
居場所はどこにも ないままで 迷って
この両手はまだ伸ばす 届かない夢を抱いて
だって それて いいの
命を捨てばいいの
だって それて いいの
冷たくなる前に
いっそ 死ぬよ 死ぬよ
欠片を飲み込んでしょう
いっそ 死ぬよ 死ぬよ
大人になる前に
嘘を付ける 瞳を閉じて
粉雪が降る 冬が来て
籠の中に泣いた鳥はもう
息が絕えた
今 踊るのは 無限の静寂
枯れた花を 彼に捧げ
響く時計は爆弾になって
秒針は笑って
絵空事に過ぎない 化け物は夢見て
この足はまだ動け 叶わない願いに向け
だって それて いいの
言葉を失なっても
だって それて いいの
僕はここにいるよ
いっそ 切るよ 切るよ
喉も腕も腹も
いっそ 切るよ 切るよ
君との赤糸も
ねね いいの いいの
我が侭させていいの
ねね いいの いいの
ぼくを愛してくれますが
だって それて いいよ
祈りを捨てばいいの
だって それて いいよ
後悔になる前に
なぜここにいるの
まだ生きたいなのでしょう
なぜここにいるの
形見もない僕は