それは夜明けの夢のような歌词
Composition: アメディオ
Lyrics: 夕野ヨシミ(IOSYS)
Vocal: 葉月ゆら
絡みついて絆すように
伸びすぎた髪 風に梳いて
あなたから見えないくらいに
透明な感情になるの
「どうして言わないんだ?」
あなたはそんなふうで
初めからすれ違いの この恋路よ
花の薫りは しめやかにただ
衣(きみ)に隠された婀娜(あだ)を濡らして
胸の火照りを知られぬ間に
夜明けに結ばれた 夢を攫ってった
無為のままに手繰(たぐ)る指
次の頁に憂いを見ても
穏やかに滲んでゆく
背景には気づかない
「同じ明日を見ていたはずなのに、」
「いつのまにか、色まで違うものになってしまっていて。」
「きっとそれが、耐えられなかったんだ……。」
『もう一度なんて無いの』
あなたにそう告げて 背を向けた
吐息さえも聞かれぬように
花は実ればやがて熟れると
鳥も知ってるのよ だから企んでた
落ちる間際のその刹那に
夜明けに結ばれた 夢を攫ってった
鳥が啄んで 夢を攫ってった