アメノカゼ歌词

作词 : あおま夕雨
作曲 : ZUN



ある日の返事でさ　初めから知ってた神様意地が悪いことは
聞こえないふりした　たとえそれが間違いでも

今は僕ら大人 誰も責めたりしない　それがやなんだ
落ちる陽が照らして溶かしたものは　風に舞う君の純情かな

耳に残る甘い歌声さえも　忘れちゃえば楽になれるのかな
皆に見てる淡い横顔さえも　目覚めちゃう朝が来るかな

大人になってからも大人になれるのなら
僕らが生きたことに意味はあるのかな

白紙のページでさ　君のことを気にかけても気味が悪いからさ
めくる指を止めた　巡る日々は止まらないね

今の僕の生きる世界は　朝も夜も夕焼け色だ
落ちた涙 僕の思い出たちは　まだ凍る季節じゃないんだよ

呆れ返る微々な言い訳だけが　何もかもを諦めさせるけど
秋の空の色を知っていたなら　飽きるまで君を見送ったのに

交わった道で間違って触れた指のせいで
僕の世界に今日も温い涙雨

忘れないよ何も叶わなくても
忘れないよ君は忘れていいよ
それだけが僕の純情だと

君が僕を決して忘れないなら　僕のことは背負ったまま生きていて
君が僕を消してしまわないように　付けた傷口にまた雨よ降れ

今日も世界は茜色して 昨日と明日
悔やむ思いは雨になって止まないな