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Luna History ~上弦~ 歌词

月の明かりが
月の歴央が 私を知る

教科書に 載ってある 白黒で写った
偉大な人の 髪を 伸ばしてみる
それだけじゃ足りずに 角を 生やしてみた
もうこれで 忘れないよ

落書きが現実なら 歴史は変わってるのかな

チャ一ト式にした 反対の選択肢へ 想いを馳せる
机の上にだけ 頬杖 突いて
訪れることのない 物語を そこら中に描いて
私の元にだけ 新しく生まれる歴史

まだ 読んだ事のない ペ一ジを
少しだけ 捲って 隅に簡単な絵を描く
次は 遡って ちょっとだけずらす
幾重も 繰り返すよ

単純な線に 半分は物語重ねて 動き始める

高速で パラパラと
出来るだけ 綺麗に 微風と共に
最後の落ちだけは ハッピ一·エンドにして
滑らかに 捲れずに
途中で止まった ペ一ジにあった
私の肖像は 躓いて転びそうになったり

月の明かりが私を知る
ずっと 変わらずに
一つ重ねた 過去だけが
未来を創って

「能ある白沢は角を隠す」と
いつか本に書いてあった
誰も知ることのない ずっと隅の方に
訪れることのない 物語を そこら中に揺いで
私の元にだけ 新しく生まれる糜史
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