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寒想桜歌词

ひらひらと 舞(ま)う 雪(ゆき)の粉(こな)が
いつか 桜(さくら)に 変(か)わるように
暖(あたた)かな 陽射(ひざ)し 差(さ)し込(こ)んだ
この寒(さむ)さ 溶(と)かすように

冷(つめ)たい風(かぜ) ナイフのように
頬(ほほ) 切(き)り裂(さ)いて行(い)く
「負(ま)けない。」そう 繰(く)り返(かえ)し
何度(なんどう)も 言(い)い聞(き)かせて

目(め)の前(まえ)に 冬(ふゆ)が
牙(きば)の剥(む)き 立(た)ちはだかっている
この 熱(あつ)い想(おも)い
両手(りょうて)で 今(いま) 春(はる)を掴(つか)みたい

この 気持(きも)ち‧祈(いの)り 届(とど)くように
自由(じゆう)に 私(わたし)は 空(そら)を舞(ま)う
どんな困難(こんなん)も 乗(の)り越(こ)えて
この場所(ばしょ)に 春(はる)を 告(つ)げるため

一人(ひとり)きり 膝(ひざ)を抱(かか)え
蹲(うずくま)っていても
その足(あし)で 踏(ふ)み出(だ)ちなきゃ
時間(とき)は 背中(せなか)に迫(せま)ってくる

目(め)に 涙(なみだ)浮(ふ)かび
声(こえ)を上(あ)げ 泣(な)いてしまいそうで
でも その一(ひと)つ先(さき)へ
この道(みち)を 進(すす)んで行(い)く

この 命(いのち)‧光(ひかり) ある限(かぎ)り
夢(ゆめ)は きっと 叶(かな)うから
私(わたし)は 前(まえ)を 向(む)いて飛(と)ぶ
満開(まんかい)の 桜(さくら) 見(み)るために

ほら 新(あたら)しい脆(もろ)い 芽(いのち)が
春(はる)を 告(つ)げようとしている
まだ 散(ち)って 枯(が)れて しまわぬ様(よう)に
何度(なんどう)も 咲(さ)き誇(ほこ)るように

ひらひらと 舞(ま)う 雪(ゆき)の粉(こな)が
きっと 桜(さくら)に 変(か)わるように
穏(おだ)やかな 陽射(ひざ)し 差(さ)し込(こ)んだ
この寒(さむ)さ 溶(と)かすように

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