小さな針のような歌词

作词 : かませ虎
作曲 : ZUN
ある少女(しょうじょ)から
不気味(ぶきみ)な
笑(え)みが零(こぼ)れた
まだ穢(けが)れなど
似合(にあ)わぬ
年(とし)というのに

すり抜(ぬ)けた
愛(あい)の軽(かる)さを信(しん)じず
悲(かな)しみを泳(およ)ぎ
少女(しょうじょ)は考(かんが)え続(つづ)けた

この鋭(するど)さでは
傷付(きずつ)けられない
小(ちい)さな針(はり)のような
怒(いか)りではむしろ
何度(なんど)はがいても
恨(うら)みはすぐに
未練(みれん)へと変(か)わる
惨(みじ)めな哀(あい)


その少女(しょうじょ)には
消(き)えない
傷(きず)ができたんだ
まだ善悪(ぜんあく)の
区別(くべつ)の
途中(とちゅう)だった

居(い)なくなり
最初(さいしょ)は試(ため)されたのだと
勘違(かんちが)いだろうと
辺(あた)りを探(さが)して回(まわ)った

その幼(おさな)さでは
憎(にく)しみなど無(な)い
小(ちい)さな針(はり)のような
希望(きぼう)を捨(す)てずに
何度(なんど)探(さが)しても
何度(なんど)泣(な)いても
何度(なんど)夢見(ゆめみ)ても
一人(ひとり)の朝(あさ)


その幼(おさな)さでは
捨(す)てられたなどと
残酷(ざんこく)な発想(はっそう)など
出(で)来(き)やしなかった
何年(なんねん)思(おも)っても
何年(なんねん)泣(な)いても
何度(なんど)夢見(ゆめみ)ても
アナタの顔(かお)