スプーンと角砂糖歌词
たまには家で紅茶でも飲んでいく?
パパとママはいつもの週末旅行
女の子で良かった だって準備万端
取り揃えてます お好みはどちら?
ダージリンティー? FAUCHONのアップルティー?
アイスティーならいつものアールグレイ
「お任せするよ」なんて優柔不断
それならニルギリのミルクティー
意外と君はクラスの人気者だったりするけど
10年前と何一つ その素顔は変わってなくて
いつも感謝してるけど 今さら言えない「ありがとう」
だけど子供扱いは いい加減にやめて欲しいな
私の方が誕生日早いから
でも君といると何故か 角砂糖みたいに尖った
言葉がふいに溢れ出すの なんとなく
君というスプーンが かきまぜる私の心
カタカタ響く鼓動が痛く 切なく そして愛しい
これって恋かな?
昔は家で一緒に遊んでたっけ
パパが君で ぬいぐるみが子供役
幼馴染みで良かった だって以心伝心
下の名前で呼ぶのも君だけ
意外と君は甘党で 私よりも砂糖が多くて
10年前と何一つ変わってないね なんて言うと
「そっちに合わせてる」なんて今さら言い訳 バカみたい
だけど君の扱いは いい加減分かっているんだ
0私が合わせる方が早いから
でも君といると淋しい 新しい世界知るたび
二人の距離も離れてくの いつのまに
土曜日のTVショーと 君を交互に眺めて
チクタク刻む時間にそっと冷めてく 私のティーカップ
もう一杯いかが?
意外と君は臆病で 実はケンカも弱いけれど
10年前と同じように いつも私守ってくれる
ホントは気づいてたけど 今さら言えない「好きです」
だけどままごと遊びは いい加減にやめにしたいの
私の鼓動 こんなに早いから
ねぇ君といると不思議 角砂糖みたいに尖った
言葉のカドが溶けていくの 自然と
月曜のメランコリーも 日曜のユーフォリアも
君と二人で分け合いたい いつの日も
君というスプーンに溶かされた私 角砂糖
今君に伝えるから 聞いて
切なく そして愛しい私の恋話
...やっぱその前に、もう一杯いかが?