平凡歌词
もう直ぐ夕日が沈む頃 僕は足早に急ぐ
録画ドラムを見度いだけ
何時もの坂道を登った 石段の先で躓いた
見慣れたアパート(Apart)過ぎて往く
君が此の町で暮らしてた 六畳一間(ろくじょうひとま)のワンルーム(One Room)
僕は見上げて通り過ぎた
“空き部屋有り”の看板は 知らない間に消えていて
何だか少し涙が出た
最近は寂しくは無い それ程楽しくも無い
勇気と遣る気は 何故か出て来ない
ビル(Building)の隙間から差す あの日と同じ夕日は
こんなに眩しく 何を照らしてんだ
あゝ…あゝ…あゝ…
何だか調子が悪いのに 気付かれないのは辛いだけど
優しい言葉も苦手だな
何だか体が怠いから 知らないバス(Bus)に飛び乗った
見慣れた景色が過ぎて往く
無賃乗車してんの誰だ 全然順番通りじゃ無い
僕らは来ないシンデレラ(Cinderella)を待ってた
渋滞続きで 窓から見えた夕日は
どうしてこんなに 眩しく光ってんだ
誰かを好きでいたいのに
自己中心 無神経 拗らせて ストーカー(stalker)
誰かに愛されたいのに
天の邪鬼 自信過剰 寂しがり 面倒臭い
最近は寂しくは無い それ程楽しくも無い
勇気と遣る気は 何故か出て来ない
何時もの場所で 何時もの時間が過ぎ去って行けば
何だか世界は それなりに廻った
誰も知らない場所へ 君の事知らない場所へ
遠く遠く遠くへ 行きたいな
ビル(Building)の隙間から差す あの日と同じ夕日は
こんなに眩しく 何を照らしてんだ
あゝ…あゝ…あゝ…
あゝ…あゝ…あゝ…
終り