時駆ける風と歌歌词

幾年の旅の果て 知り得た時の声
失われた古の 生命のしき奏でよ
枯れた大地を独り 彷徨いゆく者よ
陽の光さえ届かぬ 変わり果てたその姿を憂う
嗚呼 散り急いだ花よ 今一度咲き誇れ
終わりなき大地 その先へ向かいて
果て無き空 仰ぎ見る眼に浮かべた
雫より冷えた 涙が渇いた光地潤し
駆け抜ける 明日への風が樹々を揺らし
懐かしき遙か故郷の姿描く
荒野に吹きすさぶ風 砂塵共に舞い
霞んた視界の先に 彼方の幻を映し出す
嗚呼 手を伸はして 触れたいと願いかけたとて
泡沫に消える 儚き夢よ
古の都 話り継いだ 美しき大地 話り継がれし記録
時代と共に生きた風よ 我と歌え
枯れた大地 風か奏でる歌が駆ける
灰色の空を裂いて 陽の光が地に満ちゅき
割れた地より 花弁よ舞い踊れ 果て無き空 仰ぎ見る眼に浮かへた
雫より冷えた 涙が渇いた光地潤し
駆け抜ける 明日への風が樹々を揺らし
懐かしき 遙か 故郷か蘇る