たりないかぼちゃ歌词
頭の中身くり抜かれ
物足りないまま 店に飾られ
「怖いなぁ」「楽しい」「怖いなぁ」「楽しい」
結果 楽しめりゃ得だし
たりないかぼちゃは気づかない
目玉もついてないから わからない
「知らない」「わかんない」「知らない」「わかんない」
案外 その方が可愛げあったりね
そもそも このお祭りってなんだっけ?
仮装する理由はなんでだっけ?
それを気にしてる時点で
きっと かぼちゃに なりきれない
足りないぶん 足りないぶん
そう 幸せへの余地があって
苦しいぶん 苦しいぶん
ほら 甘いお菓子のプレゼント
知らないぶん 知らないぶん
また 目立ちたいからホラ吹いて
そんな楽しいお祭りの
影に隠れ 願った
どうか あやつり糸は見つけないでね
いっそ 愉快な かぼちゃのままでいて
ベロのない お口の中に
うまい話とスープを注がれ
「凄いなぁ」「おいしい」「凄いなぁ」「おいしい」
さすがの評価 五ツ星
いやいや 鵜呑みにしちゃダメ
隠し味の忠告も意味がない
「うるさい」「お節介」「うるさい」「お節介」
案外 その方が長生きできたりね
そもそも イタズラするのはなんでだっけ?
ジャックなんとかさんて誰だっけ?
そこに引っかかる時点で
きっと かぼちゃに 追いつけない
見えないぶん 見えないぶん
そう 柵に囲まれていたハッピー
さみしいぶん さみしいぶん
ほら かまってくれる イノセント
悲しいぶん 悲しいぶん
また ウケ狙いの仮装をして
そんな楽しいお祭りを
一歩引いて 見ていた
どうか 利口すぎる悪魔に ならないでね
いっそ たりないかぼちゃのままでいて
ぼくときみは違うだなんて
ちょっといじけてたけど
お城の上から眺めてみれば
同じ たりないかぼちゃだった
オレンジ色のかぼちゃだった
何も変わらない かぼちゃだった
足りているぶん 足りているぶん
そう 幸せすらも疑って
楽しいぶん 楽しいぶん
ほら 自家中毒のプレゼント
見えちゃうぶん 見えちゃうぶん
また 悲劇ばかりこびりついて
そして 楽しいお祭りに
だんだん惹かれてゆく
足りないぶん 足りないぶん
そう 幸せへの余地があって
苦しいぶん 苦しいぶん
ほら 甘いお菓子のプレゼント
知らないぶん 知らないぶん
また 目立ちたいからホラ吹いて
そんな 楽しいお祭りを
今夜 一緒に過ごした
ずっと楽しすぎる夢から醒めないでね
いっそ 愉快なかぼちゃのままでいて
いっそ 幸せなかぼちゃのままでいて