clavus―タトゥー―歌词
この手をとるならば
また見ぬ明日を渡そう
閉ざした 瞼に
二度目がないのならばそう
繭を破って 飛びたてばいい
水の中で 檻の中で
もがいている微かな目の
光がまだあるのならば
その両手で 霞む月を
折れた翼で 青空を掴み取れ
この手を掴むなら
また見ぬ明日を見せよう
開いた 瞼に
二度目を映しだしてさあ
殻を 破って踏み出せばいい
沈む空を 明けぬ夢を
閉ざして 尚もがくならば
血を流して 水に浮かべ
破り捨てた 言葉たちを
ただ積み上げた
私をそう 笑って
ねえ 笑って 醜い私を
舞台を降りれば 自由になれると
全てを消せると
鳴呼 馬鹿な奴だと
哀れんで頂戴
ねえ 気がついて 泣いていると
水の中で 檻の中で
もがいている 怯えながら
箱庭から出られないと
鍵はそこにあるのに
見えない目に 見えない手に
消せないクトゥー 刻まれてた
光なんて 見えやしない
ばら売りした プライド手に
折れた翼で あの空を
飛びたい