常世想兼神歌词
作词 : パイン
作曲 : ZUN
おやおや毒を喰ろうたか
鬼食ひはどこへ逃げた
おやおや声も出せぬか
たんと苦しむがよいわ
きりきり舞いを始むか
見ものじゃ
地を這う蟲殺めようと 何れの咎あろう
いかなる誹り受くとも 血塗れた路を行く
穢れし月の民よ これより告ることを聴け!
我が君にものすものがあらば 見ぬべきものを見よう
毒の味は甘かろう
辞世の句もしたたむか
おやおやもう虫の息か
楽しや
草喰む蟲殺めようと 何れの咎あろう
密かなる遊びせんと 屍骸の山築く
永くつづく刻さえ たまゆらに変わりゆく
願いの如く鬼と成りて この手を紅く染ん
塵や芥の屍さえ 星屑に変わりゆく
玉鬘をこの手に巻いて ともに月を愛でよう
蓬莱の薬を啖うた 我らもまたかなし
いかに齢を重ねど 枯れゆくことも無し