夜啼く兎は梦を见る歌词
作词 : パイン
作曲 : ZUN
口笛を吹いた 応(いら)えはまだ来ぬ
ため息がひとつ 陽炎の中に消ゆ
後朝(きぬぎぬ)の文(ふみ)は 待ち暮らせど来ぬ
閨(ねや)の睦言(むつごと)は 朝朱(あさあけ)の空に消ゆ
死ぬるが怖くば この郷(さごう)を疾(と)く去れ
月が満つ刻 兎が跳(は)ねる
我が瞳の奥を見よ 心迷ひて肝砕(きもくだ)けて
胸 火を焼くが如く 心狂ひてゆく
焦がれても焦がれても 苦しみより逃(のが)れぬなら
古(いにしえ)の獣(もの)のように 火の中駆け抜け 跳べ
朝露(あさつゆ)のほかに 知る人なぞ無し
さらさらと頬に 零るるものは何ぞ
生霊(いくだま)が宵に この身より出(い)づる
月が満つ刻 我鬼と成らん
我が瞳の奥を見よ 紅蓮の炎(ほのお)ゆらめいて
灼熱に身を焼けど 心凍(い)てついてゆく
焦がれても焦がれても 玉の白肌に触れぬなら
夢を喰(は)む獏(まく)のように 闇夜に隠れて ゆけ
今ぞ黄泉路(よみじ)へまかろう 今ぞ伏せし瞳(め)ひらこう
死ぬるが怖くば この郷(さごう)を疾(と)く去れ
月が満つ刻 兎が跳(は)ねる
我が瞳の奥を見よ 心迷ひて肝砕(きもくだ)けて
胸 火を焼くが如く 心狂ひてゆく
焦がれても焦がれても 苦しみより逃(のが)れぬなら
古(いにしえ)の獣(もの)のように 火の中駆け抜け 跳べ
我が瞳の奥を見よ
胸 火を焼くが如く
焦がれても焦がれても
古(いにしえ)の獣(もの)のように
口笛を吹いた あぁ 応(いら)えはまだ来ぬ