鈍色の邂逅歌词
何処までも下に落ちて行く
太陽に跪いて
この街は最期まできっと彼方を待って居るのに
胸を焦がす程 体温で
魂に獅噛み付いて
最初から最後までずっと彼方を待って居るから
ここにはないモノ探そうとして使う本能が
奇跡と呼ぶに相応しい その邂逅を
涙を枯らした時こそ
悪魔が笑った時こそ
地上で唯一 僕等が
身を寄せる世界史は
繰り返すよ 歯牙ない事を
有り触れた日に還る為
自由に似た不自由まで
今宵は手したいのなら
取り返しの付かない事が
傷一つ心に残しただろう
何時までも夢観させてくれ
太陽に縋り付いて
この街が最期までずっと彼方を待って居るから
朝に向かう
目を覚まそうとして使う本能が
不気味な程に勇ましい その咆哮を
飽くまで笑った時こそ
又 泣き明かした時こそ
走る
赤い未来 青い地図
白い期待に黒い嘘
取り返せよ 拙いままの
有り触れた皆 還る場所
自由に似た不自由から
今宵は手に仕合うのだろう
何一つ 失くなった頃
何一つ 持たない体で会おう
涙も枯らした時こそ
悪魔が笑った時こそ
走る
地中深い所で
守り抜こう 偉大な日を
振り返れど逃げ出すは過去
この街に彷徨ったまま
地上で唯一 僕等が
身を寄せる世界史だ
繰り返せよ 歯牙ない事を
有り触れた日に還る迄
洗い攫い話してよ
以上・以外の世界の事
混ぜた色は息絶えて
尚 鈍色に心は染まったから